駒場すずかんゼミ「学藝饗宴」↗︎
問いの原野に分け入る。
団体紹介
爛熟期を迎えた19世紀末フランスのサロン、とりわけ詩人マラルメの「火曜会」を範とする本ゼミは、文部科学副大臣も務めた東京大学公共政策大学院教授の鈴木寛(すずかん)と、指揮者、文筆家、東京大学公共政策大学院非常勤講師の木許裕介のもと、『学藝饗宴』と題して学術と藝術を綜合する教養教育を目指すものです。昨期より「文理融合ゼミナール」の枠内で開講されています。 本ゼミは、毎回の活動を通し、「頭から離れない問い」に向き合うことを本旨としています。そのような問いとの対峙はふつう個人が独りで内省的に行うものとされがちですが、本ゼミは、他のゼミ生と共に世界に触れ、各々の問いを析出させ、それをゼミ生に共有するという反復の過程を通し、他者に向き合い、他者と共に問いに向き合うことを企図しています。 基本的に東京大学前期教養学部の1,2年生を対象とするゼミですが、後期課程の学生や他大生も歓迎します。
メンバー
人数: 14人
学内生と他大生の比率:
学内生 : 他大生
10:4
学年ごとの比率:
1年生 : 2年生 : 3年生 : 4年生 : その他
7:7:0:0:0
活動
活動頻度
毎週火曜日の6限以降19:00〜
活動内容
本ゼミは、鑑賞や対話、表現等の営為を通して、「頭から離れない問い」に対峙していくことを本旨としています。毎期、問いにまつわる探求における補助線或いは足場のようなものとして、「テーマ」を設定しています。 毎週ゼミ生主体で運営される火曜会と、セメスター終わりの長期休暇に「最終制作」の発表のため行われる合宿が、本ゼミの主要な活動です。 火曜会は、毎週火曜の19時から21時ごろまで、駒場キャンパスの教室あるいはその周辺のスペースにて行われます。活動内容は、ゼミ生が用意した学術・芸術にまつわる企画(昨期は、句会、コラージュ製作、アンドレイ・タルコフスキー監督『僕の村は戦場だった』の鑑賞会などを行いました)、本ゼミの芸術監督である木許先生によるオペラの講義、学術・芸術の第一人者をお迎えして行われる「ゲスト回」(昨期は、記号論・メディア論の研究者である石田英敬先生と、翻訳家の金原瑞人先生をお呼びしました)など多岐に渡ります。毎回の活動後には饗宴を行います。 合宿の場所及び日程はセメスター毎に決められますが、今期も東京から離れた土地にて3泊4日ほど行うことを予定しています。 また、火曜会や合宿の他にも、主に人文系の書籍を扱う読書会(昨期は、ギー・ドゥボール『スペクタクルの社会』を扱いました)や、任意参加のスピンオフ企画も設けられます。毎年恒例のスピンオフ企画として、夜の長さの特異点である夏至・冬至付近の火曜日に、火曜会終了後から夜が明けるまで語らいながら歩き続ける「夏至夜行」「冬至夜行」などがあります。
活動場所
その他
時期ごとの活動
4月:ガイダンス及び選考試験 4月~7月:ゼミ活動 8月~9月:ゼミ合宿(最終制作発表) (以下、Aセメスター) 10月:ガイダンス及び選考試験 10月~2月:ゼミ活動 2~3月:ゼミ合宿(最終制作発表) ※ゼミ合宿の場所及び日程はセメスター毎に定められ、今期も3泊4日ほどを予定している。
入会にあたって
入会時期
4月と10月のみ入会希望を受け付けます。入会希望者を対象に銓衡を実施するため、本ゼミのnoteやTwitterを適宜ご確認ください。
入会時に必要な費用
0 (なし)
初年度に必要な費用
50000 (食事代・合宿費(共に参加者のみ))
二年生歓迎
メールアドレス・各種SNS
minerva.komaba2019!gmail.com
※「!」をアットマークに変えてご送信ください。
新歓日程
日付 | 開催方法 | 場所 | 申込 | 条件 | 内容 |
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