医学部鉄門灯誓会↗︎
東大唯一の医療系サークル!
団体紹介
2024年8月に創設された鉄門灯誓会は、現在東京大学唯一の医療サークルとして、東京大学医学部医学科および他大学の医療系学部の学生により構成されています。会名に冠した「灯誓」は、クリミアの天使として知られる近代看護の母フローレンス=ナイチンゲールが従軍中にランプを手に連夜患者を見守り続けたというエピソードに由来しています。このことにちなんで「灯」は長きにわたり医療者の間で患者への献身の象徴として知られてきました。 本学は、帝国大学の時代から連綿と続く研究の精神によって多くの偉大な医学者を輩出してきました。この伝統は今なお受け継がれ、学生は最先端の医学研究に触れる貴重な機会に恵まれています。一方、この風土と本学特有の教養学部制度は両刃の剣でもあり、1 年次から簡易的な病院での実習を始め、高学年次には丸2 年以上の臨床実習を行う大学もある中で、本学での臨床実習は 5 年次と 6 年次の一部に限られてしまいます。しかし医学への純粋かつ新鮮な志を抱いている理科三類入学時、あるいは医学科進学時に臨床医学へ触れることの意義は大きいと考えます。灯誓会は「よき臨床家の育成」を理念とし、こうした低学年のうちから臨床への意欲を掻き立て、また理解を深めることのできるプログラム、イベントを企画しております。 また、現代の医療現場では、医師がリーダーシップを発揮しつつも、看護師や薬剤師といったコメディカルと協力する多職種連携の重要性が叫ばれています。この変革は単なる時代の流れにとどまらず、日常診療から被災地など極限的な状況においてまでその実際的な有効性が報告されています。残念ながらコメディカルを育成する学科は、他の医学科を擁する大学と比べて決して多いとは言えないのが本学の実情です。しかしながら東京という立地を生かすことでこの現状を打破できると考え、当会は鉄門サークルの中では極めて珍しく、他大学の医療系学生にも広く門戸を開き、ともに良い影響を得られるような活動を目指しております。また当会は決して勉強会コミュニティではなくサークルであり、サークル活動を通して多様な会員間に生まれる友情は、医療には無論不可欠な、また医療的側面のみにとどまらない会員の豊かな人間性の涵養に大いに貢献するものと考えております。 これらの当会の活動には本学医学部附属病院クリニカルシミュレーションセンターより深いご理解とご協力を賜っております。 150 年前に萌芽した現代の日本医療は、明治から大正、昭和、平成、令和とかわるにつれて、ムンテラからインフォームドコンセントへ、新薬からジェネリックへ、と時代の要請に応じてその姿を変容させてきました。しかしいつの時代も偉大なる先人たちに共通していたのは先述したナイチンゲールの「灯」の志であったと考えます。灯誓会は、2024 年に創設されたばかりの新しい会ではありますが、会員一同、その不変の灯を共有し、日々活動に取り組んでいます。
メンバー
人数: 45人
学内生と他大生の比率:
学内生 : 他大生
2:1
学年ごとの比率:
1年生 : 2年生 : 3年生 : 4年生 : その他
活動
活動頻度
月に2回ほど
活動内容
BLS(心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置)講習会や、IPE(多職種連携)ワークショップなど
活動場所
その他
時期ごとの活動
5月 五月祭に参加
入会にあたって
入会時期
入会時に必要な費用
0 (入会時に費用はかからない)
初年度に必要な費用
0
二年生歓迎
メールアドレス・各種SNS
tetsumon.tousei!gmail.com
※「!」をアットマークに変えてご送信ください。
新歓日程
日付 | 開催方法 | 場所 | 申込 | 条件 | 内容 |
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